こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
Beds24がIntegromatに対応したようです。
Beds24は単体でも機能が豊富ですし、Google Apps Scriptなどを活用することでさらに様々な自動化を実現できるのですが、今回Integromatに対応したことでより簡単に自動化を実現できそうです。
そもそもIntegromatとは?
Integromatを初めて聞いた方でもIFTTTやZapierなら知っているという方はいるかもしれません。
IFTTTやZapierはプログラミングが不要で、異なるWebサービスを連携し作業を自動化できるプラットフォームです。
例えば以下のようなことができます。
・Instagramに写真を投稿すると自動的にDropboxに写真のコピーを保存する
・Gメールに特定のラベルが付与されたら自動的にLINEに通知する
・Trelloに新しいカードが追加されたら自動的にSlackに通知する
非常に多くのWebサービスがIFTTTやZapierに対応しており、自由に組み合わせることが可能です。
IntegromatはそんなIFTTTやZapierよりもさらに自由度が高く、より複雑な自動化を実現できます。
ただ本記事執筆時点(2018/12/22)では日本語に対応していません。
自由度が高い分IFTTTやZapierより操作の難易度は上がりますし、日本語の記事・ブログ数も少ないです。
そのため英語に苦手意識のある方は慣れるまではすこしとっつきにくいかもしれません。
IFTTTとZapierも日本語ではないのですが日本人ユーザー数が多いからなのか、検索すれば日本語で使用方法を紹介している記事がたくさん出てきます。
また機能がシンプルな分操作もシンプルなので、英語でも直観的に使用できます。
こう書くと「わざわざIntegromatを使わなくてもIFTTTやZapierでいいや」と思うかもしれませんが、「もっと楽をしたい!」という方にはより複雑な自動化を実現できるIntegromatをおすすめします。
というよりBeds24はIFTTTやZapierにはそもそも対応していませんが。。
前置きが長くなりましたが、Beds24とIntegromatの接続方法を簡単に紹介します。
Beds24とIntegromatを接続しよう!
ここからの内容は以下3点を満たしているという前提です。・Beds24のアカウントを持っている。
・Integromatのアカウントを持っている。
・Beds24のAuto Actionsを使用している。
Auto Actionsで抽出された予約情報がBeds24からIntegromatに送られます。
イメージとしては以下のような感じです。
i) Beds24の全予約
↓↓
ii) Auto Actionsで絞りこみ
↓↓
iii) 絞り込まれた予約
↓↓
iv) Beds24から(iii)をIntegromatに送信
↓↓
v) Integromatが(iii)を受信
↓↓
vi) (iii)の中からさらに必要な情報を様々なWebサービスで活用。
具体的には以下のようなWebサービスと連携できます。
・Beds24 -> Integromat -> Google spreadsheet
・Beds24 -> Integromat -> Slack
・Beds24 -> Integromat -> Trello
では接続手順を紹介します。
1. Beds24のApps & Integrations内にあるIntegromat.comをクリック
Apps & IntegrationsはSettings内にあります。
2. Integromatと接続したいPropertyとRoomを選択
まずPropertyをドロップダウンから選択します。
そしてProperty内の各RoomのBookingsチェックボックスにチェックします。
Property内に複数のRoomがある場合、どのRoomの予約情報を接続するか選択できます。
3. どのAuto ActionsをIntegromatと接続するか選択
例えば僕は「決済が完了しているBooking.com予約」に対するAuto Actionsを普段使用しているのですが、以下画像はそのAuto Actionsを選択しました。
4. 16桁以上のAPIキーを作成
以下箇所に16桁以上のAPIキーを入力してください。
APIキーとは何か良くわからないけどとりあえず設定したい、という場合はこのようなサイトで16桁以上の文字列を作成しましょう。
5. Integromatを開き、Beds24を接続
以下URLからIntegromatを開いてください。
https://www.integromat.com/en/apps/invite/beds24-210588/239670c96821c0563e8d9616b60423ae?pc=beds24
「Add to my inventory」を押すとIntegromatとBeds24の接続が完了です。
6. IntegromatのScenariosにBeds24が反映されていることを確認
無事にScenariosでBeds24を選択できるようになりました。
7. IntegromatのScenariosでBeds24と希望のWebサービスを接続
ここから先は通常のIntegromatの操作になりますので割愛しますが、Scenariosを作成する際に(2)のProperty IDと(4)のAPIキーの入力が必要になります。
この記事で紹介した内容はBeds24のWikiにて紹介されています。(英語)
https://wiki.beds24.com/index.php/Integromat.com
Beds24を使用されている方でAuto Actionsの存在を初めて知った方は、まずはAuto Actionsを色々試してみることをおすすめします。
Auto Actionsはその名の通り、設定した条件に合致する場合に自動的にアクションを起こしてくれます。
Auto Actionsだけでもかなり色々なことができるので、業務が楽になること間違いなしです。
また別の機会にAuto Actionsのおすすめ設定なども紹介したいなと思います!
民泊などの宿泊施設を運営されている方で、Beds24自体初めて聞いたという方には以下記事もおすすめです。
www.yukibnb.com