Yuki's bnb blog

こんにちは!Yukiといいます。本業のかたわら大阪で2016年夏から民泊運営のお手伝いをしています。民泊業務に関する様々なことを自動化・効率化したいと思い日々活動しています。 お気軽にコメント・お問い合わせください :) TOEICスコア 985

【応用編その1: ポイント紹介】Beds24でBooking.com予約の色を自動変更しよう

f:id:yukibnb:20190721165555p:plain

こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。


前回の記事ではBeds24のAuto Actionsを使用し、AirbnbやBooking.comなど予約サイト別にカレンダーの色を自動変更する方法を紹介しました。
www.yukibnb.com

Auto Actionsの「Booking Source」を選択すれば、AirbnbでもBooking.comでもAgodaでもExpediaでもCtripでもBeds24が対応している予約サイトであれば何でも自動的に色分けをすることができます。

今回から数回の記事に分けて応用編と題し、Auto Actionsを使用したより細かくて便利な自動色分け方法を紹介します。

第1回目のこの記事ではAuto Actionsの応用ポイントを紹介します。そして第2回目以降の記事で具体的なAuto Actionsの設定方法を紹介します。

ポイントさえ理解できれば当ブログで紹介する色分け方法以外にも、皆さんの運営スタイルにあった色分けを設定できるようになります。


Booking.comの支払いステータスを簡単に把握できていますか?

以前Booking.com予約の決済をBeds24とstripeで行うと便利と、3記事に渡って詳しく紹介しました。

  1. 【徹底解説!】Booking.com予約の決済はstripeとBeds24の連携一択! - Yuki's bnb blog
  2. 【2020年版 | 超簡単!】stripeとBeds24の連携方法を紹介 - Yuki's bnb blog
  3. 【驚異の時短術】Beds24上でstripe決済する方法 - Yuki's bnb blog


Beds24と連携したstripeでの決済は1件につきわずか数十秒で完了するためとても便利です。またBeds24の予約詳細ページの「Balance Due」が0になるため、未決済か決済完了しているかどうか判断できます。

でもわざわざ予約詳細ページを開いて支払いステータスを確認するのは面倒じゃないですか?

未決済なのか決済完了しているのかどうか、カレンダーの色でぱっと見て判断できれば便利ですよね。またお客様がBooking.comに事前払いをしている場合やカード情報が無効な場合などにも色分けをしたいですよね。

それを実現するのがAuto Actionsです。


鍵はBooking Info CodeとInvoice Balance

Auto Actionsのトリガー(条件)には様々な項目がありますが、支払いステータスに応じて自動的に色分けするには以下2つの項目が重要です。

  • Booking Info Code
  • Invoice Balance

Booking Info Code とは?

Beds24の予約詳細ページの「Info」タブ内に表示されるコードをBooking Info Codeと言います。Beds24での操作や予約サイト上での情報を元に自動的にいろいろなコードが付与されます。

例えばお客様がBooking.comに事前払いを行った時には、「BOOKINGCOMBANKTRANS」というコードが自動的に付与されます。
f:id:yukibnb:20190104230051j:plain

クレジットカード情報がBeds24経由でstripeに送信された時には「CARDTOSTRIPE」というコードが自動的に付与されます。そしてstripeで決済を行うと「STRIPEPAYMENT」というコードが自動付与されます。
f:id:yukibnb:20190104232503j:plain


このようにBooking Info Codeは様々な操作や情報を元に自動的に付与されます。

Invoice Balanceとは?

Invoice Balanceとはざっくり言うと請求の残高です。Beds24においては予約詳細ページの「Charges and Payments」内の「Balance Due」に表示されている数字です。
f:id:yukibnb:20190104234028j:plain

上記画像ではBalance Dueが11,000となっているので、11,000円が未決済の状態です。

Booking Info Code と Invoice Balance の組み合わせ

Booking Info Code と Invoice Balance を組み合わせることで細かい色分けを実現できます。

例えば以下のような組み合わせです。

    • Booking Info Code: STRIPEPAYMENT
    • Invoice Balance: Zero (0円)
    • stripeで決済完了
    • Booking Info Code: STRIPEFAIL
    • Invoice Balance: Positive (1円以上)
    • stripeでカード決済失敗
    • Booking Info Code: CARDFAILSTRIPE
    • Invoice Balance: Positive (1円以上)
    • 入力されたカード情報が正しくない (stripeがカードを受け付けない)


どのような組み合わせでAuto Actionsを作成するかは民泊運営者の方の運営スタイルによって自由に調整できます。


次回からは具体的なAuto Actionsの設定例を紹介します!

【次回記事はこちら!】
www.yukibnb.com