こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
以前LINE Notifyで自動通知をする方法を紹介しました。
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これはGoogle Apps Script (GAS) の時間型トリガーを使用することで、毎週〇曜日の△時頃に定型文を自動送信するというものでした。
「自動送信じゃなくてLINE通知するタイミングは自分で決めたい!」という人向けに、ボタンを押してLINE通知する方法を紹介します。
今回もコピペだけで実行できるような内容です!
簡単設定!LINE通知ボタンを設置しよう
まずはスプレッドシートを開く
LINE通知ボタンはスプレッドシート上に設置するため、まずは新しいスプレッドシートを作成しましょう。
スクリプトを用意する
スプレッドシートの「ツール」内にある「スクリプトエディタ」をクリックしてください。スクリプトエディタが開きます。
「ファイル」→「新規作成」→「スクリプトファイル」をクリックしてください。ファイル名は何でも大丈夫です。
作成したスクリプトファイルに以下スクリプトをコピペしてください。
function shiftCreated() { // LINEで自動通知する内容。 // var content = の後に任意の文章を入力してください。 var content = "\n【シフト作成完了】\nみなさんへ。\n\n"; content += "来週のシフトが決定しました。\n"; content += "各自のシフト表ファイルをご確認よろしくお願いします。"; sendHttpPost_shiftCreated(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftCreated(content){ //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 //'トークンを入力してください'の箇所に //取得したトークンを入力してください。 var token = ['トークンを入力してください']; var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content, }, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
みなさんの画面はこんな感じになっていると思います。
「トークンを入力してください」の箇所には取得したLINE Notifyのトークンを入力してください。まだトークンを取得していない場合、以下記事を参考に取得してください。
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今回のスクリプトは「来週のシフト作成が完了しました」と通知する内容にしました。
補足: より便利になるヒント
「var content =」の後の文章を編集すると自由に通知内容を変更できます。
- "\n"を入力するとLINE通知内で改行されます。
- 文章が長くなると「var content =」の行がスクリプトエディタ内で見にくくなるので一旦行を区切り、次の行からは「content +=」を使用するとスクリプトエディタ内で見やすくなります。
見にくい例
var content = "\n【シフト作成完了】\nみなさんへ。\n\n来週のシフトが決定しました。各自のシフト表ファイルをご確認よろしくお願いします。";
見やすい例
var content = "\n【シフト作成完了】\nみなさんへ。\n\n"; content += "来週のシフトが決定しました。\n"; content += "各自のシフト表ファイルをご確認よろしくお願いします。";
同じ内容でもこんなに見やすさが違いますね!
ボタンを作成しよう
スクリプトの作成が完了したため、スプレッドシートに戻りましょう。
「挿入」→「図形描画」をクリックしてください。
ポップアップが出てきました。この画面でボタンを作成します。
パワーポイントなどで図形を作成するのと同じ手順なので簡単です。ボタン作成が完了したら「保存して閉じる」をクリックしてください。
画像がスプレッドシートに表示されました。これがLINE通知ボタンになります。場所は自由に動かして大丈夫です。
ボタンにスクリプトを割り当てよう
作成したボタンは現時点ではただの図形です。
このボタンにスクリプトを割り当てることで、ボタンを押すとスクリプトが実行されLINE通知が送信されるようになります。
ボタンをクリックするとボタンの右上に「・」が縦に三つ並んだマークが表示されます。それをクリックしてください。
「スクリプトを割り当て」ボタンをクリックしてください。
ポップアップが表示されます。ここに実行したいスクリプトの関数名を入力して「OK」をクリックすれば準備完了です。
この記事で作成したLINE通知用スクリプトの関数は「shiftCreated」ですのでそれを入力しました。
LINEを送ってみよう!
無事ボタンにスクリプトを割り当てたので、あとはボタンを押せばいつでもLINE通知を送信することができます。
早速ボタンを押してみましょう。
※初回はスクリプトの実行許可を求めるポップアップが表示されるので許可してください。
無事送信できましたね!
これでいつでも自分のタイミングでLINE通知することができるようになりました。
まとめ
今回の記事ではボタンを押してLINE通知する方法を紹介しました。ポイントを改めて整理します。
- スプレッドシートからスクリプトを作成する
- スプレッドシート上にボタンを作成する
- ボタンにスクリプトの関数を割り当てる
次の記事では誤送信を防ぐためにボタンを押すと確認メッセージが表示される方法を紹介します!
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【2020/1/8追記】
スプレッドシートのメニューバーに独自メニューを表示し、その中に実行ボタンを配置する方法を以下記事にて紹介しました。
こちらの方法も便利でおすすめです!