こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
以前Google Apps Script (GAS)とLINE Notifyを用いて自動通知を送る方法を紹介しました。
文章を自動通知できるだけでかなり便利ですが、「せっかくLINEなんだしスタンプも送りたい!」という方も多いと思います。
というわけで今回はLINE Notifyでスタンプを送る方法を紹介します!いつものようにコピペできる内容です。
おさらい: LINE Notifyで文章のみ送る方法
まずはおさらいです。LINE Notifyで文章のみ送るGASのスクリプトは以下のようになります。
この例ではアルバイトにシフト入力を毎週リマインドするLINE通知を設定しました。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content}, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
"トークンを入力"の箇所にLINE Notifyのトークンを入力し、shiftReminderを実行すると以下のように通知が届きます。
送信する文章を変更したい場合、変数content (var content =)を編集してください。
今回はこの文章に加えてスタンプも一緒に送信されるスクリプトを紹介します。
もし「GASって何?」「LINE Notifyって何?」「トークンって何?」という場合、まずは以下記事をご覧ください。初心者の方でも簡単に設定できるように図入りで細かく紹介しています。それ以外の方は以下記事はスルーして先に進んでください^^
LINE Notifyでスタンプを送る方法
送ることができるスタンプの種類
LINE Notifyで送ることができるスタンプは予め決まっています。個人で購入したスタンプは現時点(2019/2/5)では送信できません。
とはいえかなりの数のスタンプを送信できるのでたいていの方は全く問題ないはずです。
送ることができるスタンプはLINE社が以下URLで公開しています。
https://devdocs.line.me/files/sticker_list.pdf
このURLを確認し、送りたいスタンプの「STKID」と「STKPKGID」をメモしておいてください。
コピペでOK!スタンプを送ろう
ではスタンプ付きの文章を送りましょう!
以下スクリプトをコピペするだけでOKです。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content, "stickerId": "STKIDを入力", //今回追加した箇所 "stickerPackageId": "STKPKGIDを入力" //今回追加した箇所 }, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
文章だけのスクリプトに今回2行追加しました。
"STKIDを入力"の箇所にSTKIDを、"STKPKGIDを入力"の箇所にSTKPKGIDを入力してください。
例えばこのスタンプを送りたい場合、"STKIDを入力"の箇所に"171"を、"STKPKGIDを入力"の箇所に"2"を入力してください。
なおSTKIDとSTKPKGIDは数字ではなく文字列として入力してください。
//× これは数字として認識されるためダメです "stickerId": 171, "stickerPackageId": 2 //〇 ダブルもしくはシングルクォーテーションで囲ってください "stickerId": "171", "stickerPackageId": "2"
STKIDとSTKPKGIDを入力したスクリプトは以下です。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content, "stickerId": "171", //今回追加した箇所 "stickerPackageId": "2" //今回追加した箇所 }, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
では送ってみましょう!
"トークンを入力"の箇所にLINE Notifyのトークンを入力し、shiftReminderを実行すると以下のように通知が届きます。
無事スタンプを送ることができました!
自動通知は無機質になりがちですがスタンプも一緒に送ることでやわらかい印象になりますね!
まとめ
今回はGASとLINE Notifyを用いて、文章&スタンプの自動通知を送る方法を紹介しました。
スタンプは使う相手と場面を選びますが、効果的に使うことでコミュニケーションがより円滑になります。
少しでも参考になればうれしいです!