こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
今回はGoogleスプレッドシートのチェックボックスのチェック数をカウントする方法を紹介します。
関数を使ってこの動画のようにリアルタイムで簡単にチェック数をカウントできます。
では見ていきましょう!
チェックボックスの作成方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
チェックボックスのチェック数をカウントする方法
使用する関数: COUNTIF関数
今回使用する関数はCOUNTIF関数です。
COUNTIF関数は範囲内で検索条件に合致するセルの個数を知りたい時に使います。
例えばこのスプレッドシートの「C2~C16セルにある売上50,000円以上のセル個数」を知りたい場合、=COUNTIF(C2:C16,">=50000")
という式を記述します。
50,000円以上のセル個数は6つあります。式を記述したF1セルに6と表示されているのがわかると思います。
関数の式は大文字でも小文字どちらでも問題ありません。小文字の方が速く入力できるため、実務ではcountif
のように小文字で関数を入力することが多いかと思います。
COUNTIF関数でチェック数をカウントする
ではチェックボックスのチェック数をカウントしましょう。
この画像ではB2~B16セルにチェックボックスが使用されています。そのためCOUNTIF関数の範囲にはB2:B16
と入力します。
次に検索条件を入力します。検索したいものは「チェック数」、つまり「チェックマークが付いているセルの個数」です。
こちらの記事で、チェックマークの有無はTRUEとFALSEで判別すると紹介しました。
- チェックマーク付き: TRUE
- チェックマークなし: FALSE
そのためCOUNTIF関数の検索条件にはTRUE
と入力します。
これで「B2~B16セルにあるTRUEのセル個数(チェックマークが付いているセル個数)」を計算することができます。
チェックマークが付いているセル個数は7つあります。式を記述したF1セルに7と表示されているのがわかると思います。
チェックマークを付けたり外したりすると、このようにリアルタイムでチェックマークが付いているセル個数が計算されます。
チェックマークが付いていないセルの個数を数えたい場合、=COUNTIF(B2:B16,FALSE)
と入力します。
【注意】チェックボックスを[データの入力規則]で作成した場合
チェックボックスを[データの入力規則]から作成しカスタムのセル値を設定している場合、チェックマークの有無はTRUE/FALSEで判別できません。
COUNTIF関数の検索条件にはTRUEではなく、カスタムのセル値の「チェックマーク付き」に入力した値を入力してください。
例えば上記画像の場合、「チェックマーク付き」のカスタムのセル値は「完了」です。
そのためCOUNTIF関数は=COUNTIF(B2:B16,"完了")
と記述します。
まとめ
今回はGoogleスプレッドシートのチェックボックスのチェック数をカウントする方法を紹介しました。
チェックボックスの総数が多くなると、どれだけチェックマークが付いているか目視で数えるのは手間がかかります。
COUNTIF関数を使用すれば簡単に個数を計算できるのでおすすめです。
次回記事もご期待ください!