こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
前回の記事でstripeとBeds24の連携方法を紹介しました。
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Google検索などからこの記事に来られた民泊運営者の方は、どうしてstripeがBooking.com予約の決済にオススメなのか以下記事もご覧ください。
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今回の記事では実際にBooking.comの予約確定後の決済手順を紹介します。また併せて決済に失敗した時や登録されたクレジットカード情報が誤っている場合の対処方法も紹介します。
Beds24上でのstripe決済手順
画面の見方を解説!
まずはBeds24にログインし、stripeと連携後に入ったBooking.com予約を開いてください。
「Charges and Payments」タブをクリックしてください。
色々な表示がありますね。以下のような見方をします。
【Charges】
予約金額です。この画像ではこのような内訳になります。
宿泊費: 7,000円
清掃費: 4,000円
合計金額: 11,000円 <- 「Total Charges」
【Payments】
支払い済金額です。この時点ではまだ決済を行なっていないので「0」と表示されます。
「Total Paid」は支払い合計金額です。予約日程変更などで複数回決済を行なった場合、その合計金額がここに表示されます。
【Balance Due】
未払い残高です。
・Total Charges - Total Paid = Balance Due
Balance Dueを「0」にすれば無事全額回収完了です。
いよいよ決済!
「Make a Charge using Stripe」ボタンをクリックしてください。これは『stripeで決済をする』という意味のボタンです。
ボタンを押すと決済画面が出てきます。以下の点に注意し入力してください。
【Description】
自動的にBeds24の予約番号とお客様名が表示されます。この箇所にBooking.comの予約番号を追記すると後々の検索やデータ分析に便利です。
例えば僕はDescriptionに以下のような入力をしています。
元々入力されている内容: Beds24の予約番号 - お客様名
例) 889932 - Taro Yamada
僕がおすすめする内容: [Booking.comの予約番号] - Beds24の予約番号 - お客様名
例) [1122332244] - 889932 - Taro Yamada
【Amount】
決済する金額を入力します。Balance Due (未払い残高)に記載されている金額を入力します。誤請求を防ぐため、Balance Dueの金額をコピペすると確実です。
※通貨単位が「JPY」になっていることを確認してください。
【Capture】
Yesのままで大丈夫です。ちなみにNoにすると決済ではなく与信確保となります。
【Charge Now】
このボタンが決済ボタンです。Description、Amountの入力が完了したら「Charge Now」ボタンをクリックしてください。
決済が成功すると以下画像のように「Payment Succeeded」と表示されます。 Balance Due (未払い残高)も「0」になっていますね。
これだけで決済作業が完了です!慣れれば1決済につき1分もかからなくなります。手間がかかっていたBooking.com予約の決済作業から解放されます。
ちなみに決済が完了すると「Info」タブ内に「STRIPEPAYMENT」というコードが自動的に追加されます。また別の機会に紹介しますが、このコードはAuto ActionsというBeds24の自動化機能を使用する時に役立ちますのでぼんやりとで構いませんので覚えておいてください。
決済に失敗した時の対応方法
決済に失敗した場合の表示
残念ながら決済に失敗すると「Payment Succeeded」の代わりに「Payment Failed: Your card was declined.」と表示されます。
今まではBooking.comの予約ページに行き、クレジットカード情報無効登録をする必要がありました。しかも無効登録するにはカードの下4桁の入力や問題の種類を選択する必要があり中々の手間でした。
stripeとBeds24を接続したことで、この作業も劇的に時短することができるようになりました。
なお以前stripeは誤ったカード情報は受け付けないとお伝えしました。カード情報が誤っている場合「Make a Charge using Stripe」ボタンすら表示されません。今回のような場合は、カード情報は正しいが決済ができない状態です。決済が失敗した具体的な理由は開示されませんが少なくともカード情報は正しいため、限度額超過などが考えられます。
Beds24でカード情報無効登録
「Detail」タブを開き「Report invalid card to Booking.com」をクリックしてください。このボタンは「Booking.comにカード情報無効を報告する」というボタンです。
「enqueued」という表示が出れば登録完了です。なお「Info」タブ内に「BOOKINGCOMCARD」というコードが自動追加されます。
あとは24時間以内にお客様がカード情報を更新されなければホスト側で予約キャンセルすることができるようになります。
わざわざBooking.comのHPに行く必要すらなくなったので大幅に時間短縮できるようになりました。
予約時に登録されたカード情報が誤っていた場合
カード情報が誤っていた場合の表示
予約時にお客様の入力間違いなどでカード情報が誤っていた場合、stripeはカード情報を受け付けません。
そのため、「Charges and Payments」タブ内には「Make a Charge using Stripe」ボタンが表示されません。もしこのボタンがない場合、カード情報が誤っているなと思ってください。
そして「Info」タブを見ると「CARDFAILSTRIPE」というコードが追加されています。これは「stripeがカードを受け付けませんでした」というコードです。
Beds24でカード情報無効登録
決済失敗した時と全く同じ手順でカード情報無効登録を行います。
「Detail」タブを開き「Report invalid card to Booking.com」をクリックしてください。
今回の記事ではBooking.com予約のカード決済をBeds24とstripeで行う方法を紹介しました。民泊の運営では日々様々なルーティン作業が必要ですが、色々なWebサービスを活用すると大幅な業務効率化を図ることが可能です。
今後も民泊運営の効率化に役立つ情報を紹介します!
stripeとBeds24連携シリーズの目次
・【徹底解説!】Booking.com予約の決済はstripeとBeds24の連携一択!・【超簡単!】stripeとBeds24の連携方法を紹介
・【驚異の時短術】Beds24上でstripe決済する方法