Yuki's bnb blog

こんにちは!Yukiといいます。本業のかたわら大阪で2016年夏から民泊運営のお手伝いをしています。民泊業務に関する様々なことを自動化・効率化したいと思い日々活動しています。 お気軽にコメント・お問い合わせください :) TOEICスコア 985

【シリーズ第1話】Google Driveに画像を自動保存するLINE BotをGASで作ろう (準備編)

LINE Messaging API Google Drive

こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。

今回から複数記事に渡り、LINE Messaging APIとGoogle Apps Script(GAS)を使用してGoogle Driveの指定フォルダーに画像を自動保存するLINE Botを作成する方法を紹介します。

line messaging api 画像 gas

シリーズ第1話として今回はGASを書く前の準備を実施します。

初心者の方でもLINE Botを作成できるように細かく紹介しますのでご安心ください。

では見ていきましょう!

 

はじめに

過去のシリーズ記事

当ブログで過去に紹介した以下シリーズ記事を参考にLINE Botを作成済みの方は、似ている手順が多いのでよりスムーズに作成できます。

もちろん今回はじめてLINE Botを作成する方も全く問題ありませんのでご安心ください!
 

 

今回実現したいこと

LINE Messaging API 画像保存

今回LINE Botで実現したいことは以下です。

  • LINE Botと1対1、もしくはLINE Botが参加しているグループに画像が送信されると、予め指定しておいたGoogle Driveのフォルダーに画像を自動保存する。
  • 画像のファイル名を「LINE画像_YYMMDD_HHmmss」に自動設定し、いつ保存された画像がわかるようにする。
    例)「LINE画像_200916_210733」→2020/9/16の21時7分33秒に保存された画像。
  • 画像が保存されたら『「画像保存テスト用フォルダー」に画像を保存しました』と自動返信する。
  • 画像以外を送信すると『画像を送信してください』と自動返信する。

 
反対にできないこと、もしくはあえてしないことは以下です。

  • アルバムは保存できません。アルバム内の画像を自動保存できればかなり便利ですが、僕が知る限りLINE Messaging APIではアルバムを取得する方法が見当たりません(2020/9/16現在)。
    もし方法があれば是非教えて頂きたいです!
  • 画像を自動保存した際にGoogle Driveのフォルダーや画像ファイルの共有URLはあえてユーザーに自動返信しません。利用シーンによっては画像送信者が必ずしもフォルダーや画像ファイルにアクセス権があるとは限らないためです。
    例)「トラブル報告」LINEグループにアルバイトスタッフが画像を送信し、管理者のバックアップ用にGoogle Driveのフォルダーに画像を自動保存する。

 
ではLINE Bot作成の準備を開始しましょう!

 

LINE Developersコンソール内での準備

チャネルを作成しよう

LINE Messaging API チャネル

次の手順でLINE Developersコンソール内にチャネルを作成します。画像内ではチャネル名を「画像自動保存テスト」としましたが、チャネル名はお好きなものを設定して大丈夫です。

※チャネル名がそのままLINE Bot名となります。

  • 1. LINE Developersコンソールにログインする
  • 2. 開発者として登録する (未登録の方のみ)
  • 3. プロバイダーを作成する (未作成の方のみ)
  • 4. チャネルを作成する

memo

すでにプロバイダーをお持ちの方は、そのプロバイダーの中にチャネルを作成するだけで大丈夫です。

 
LINE Developersコンソールへのログイン方法 ~ チャネルの作成方法まで以下記事内で画像付きで細かく紹介していますのでご覧ください。
www.yukibnb.com

 

チャネルアクセストークンを発行しよう

LINE Messaging API チャネルアクセストークン

先程作成したチャネル「画像自動保存テスト」のチャネルアクセストークンを発行します。

チャネルアクセストークンはGoogle Apps Script(GAS)からこのLINE Botにアクセスするためのパスワードのようなものです。

大事なものですので他者に公開せず、注意して取り扱いください。
 
チャネルアクセストークンの発行方法は以下記事内で画像付きで細かく紹介していますのでご覧ください。
www.yukibnb.com

 

Google Driveでの準備

フォルダーIDを確認しよう

Google Drive Folder ID

次にGoogle Driveの準備を行います。

画像を自動保存したいフォルダーを開き、フォルダーIDを確認してください。

例えば「画像保存テスト用フォルダー」というGoogle Driveのフォルダーに画像を自動保存したい場合、以下手順でフォルダーIDを確認できます。

  1. ウェブブラウザーで「画像保存テスト用フォルダー」フォルダーを開きます。
  2. ウェブブラウザーのアドレスバーを見てください。
  3. https://drive.google.com/drive/folders/...........」の...........の部分に長いランダムな英数字が表示されています。それがフォルダーIDです。

これでLINE Developersコンソール、Google Drive両方の準備が無事完了しました。
 

まとめ

LINE Messaging APIとGoogle Apps Script(GAS)を使用してGoogle Driveの指定フォルダーに画像を自動保存するLINE Botを作成する方法を紹介するシリーズ記事第1話として、LINE DevelopersコンソールとGoogle Driveの準備方法を紹介しました。

次回はGoogle Apps Scriptを書いてLINE Botを完成させます!

コピペでできるように紹介しますので次回記事もご期待ください。
 
【次回記事はこちら!】
www.yukibnb.com